ドライキャットフードの特徴

ドライフードとは、キャットフード中でも水分含有量が10%の乾燥したタイプのものをいいます。

大量生産・均一製品が出来る

現在ドライフードというと,ほぼ100%近くがエクストルーダ(Extruder)という押出成型機を使用して製造されているので、均一内容のものが一度に大量に作れます。
そして、いつでも同じクオリティーの物を購入することができます。

乾燥していて固い

水分が少なく乾燥しているので、カリカリ噛まなければなりません。
そのために、あごが鍛えられます。
食べかすが残りにくく歯垢が付きにくく歯周病になりにくいです。
口臭も臭くなりません。
反面、水分が少ないので、必ず新鮮な水をいつでも飲めるようにしておいてあげなければなりません。

安価で購入できる

大量生産できるので、原価や輸送コストを抑えることができるので、かなり安価の物もあります。

  

総合栄養食が作りやすい

多種多様な原料を混ぜ合わせて作ることが出来るので、総合栄養食を作りやすく、猫の安定した健康づくりができます。
こちらには猫に必要な栄養素が書かれています。

猫の多様なライフサイクルの栄養に対応できる

いろいろなライフスタイル、症状にあったキャットフードが作られています。
そのために、総合栄養食だけではなく、猫の好みや、いろいろな症状に合ったキャットフードを選ぶことができます。

保存がしやすい

水分(湿気)さえ気をつければ、未開封だと1年~1年保存出来ます。
また一度開封しても小分けにして密閉容器に入れ冷暗所で保存等をすれば、1ヶ月は 保存できます。
さらに大容量のものが販売されていますので、よく食べる猫種や多頭飼いの 場合などには大量購入できて便利です。

原料として何か使用されているのか分りにくい

反面、ドライフードは、一見何が入っているかはわかりません。
原材料はわかっても、含有率まで書いてある物は少ないです。
表示方法の改善や、合成着色料不使用による無着色化や合成抗酸化剤の天然抗酸化物質への切換えなどが進んでおり,信頼性は以前より向上しています。
しかし添加物は表示されていても、どのようなものが、どのくらい含まれているかはわかりません。