ドライキャットフードの与え方

ドライキャットフードは総合栄養食を猫に与えるのが健康に生活していくのに必須です。
ドライフードを総合栄養食の中心に選ぶのが猫の顎の発達、健康バランスにも良いでしょう。
猫のライフステージにあわせた量を与えましょう。
フードのパッケージに100g当たりのカロリーがパッケージに記載されているので、その数字をもとにフードの量を計算します。

年齢毎のカロリー

健康猫の場合は、子猫の量が一番多くなり母乳・離乳食が終わった後の2か月が一番多く、月齢ごとに量を減らしていきます。
年齢ごとのカロリーの目安は

2ヶ月体重×200カロリー
3ヶ月体重×150~カロリー
4ヶ月体重×130~カロリー
5ヶ月体重×110~120カロリー
6ヶ月体重×100~カロリー
成猫7ヶ月~7歳体重×70カロリー
シニア猫7歳以上体重×60カロリー

去勢・避妊した場合

去勢や避妊をした場合、ホルモンバランスの変化や運動量の減退により、カロリーも少し控えめにしてあげなくてはなりません。
(猫の種類や性格にもよりますが、約10〜30%ほど運動量が減るといわれています。)

妊娠している猫の場合

妊娠中は、母猫と胎児の分のカロリー(体重×95〜110kcalほど)が必要です。
これは、通常時と比べて1.2倍〜1.5倍の量になります。
授乳中は、出産した子猫に与える母乳の分のエネルギー(体重×160~250kcal)が必要です。
これは、通常時と比べて約2〜3倍の量になります。
一日3〜4回に分け、こまめにたくさんご飯を食べさせる。
または大量に餌を置いておき、食べたいだけ食べさせるようにしましょう。
子猫が母乳を飲まなくなり離乳食を食べるようになると、元の餌に慣れてもらえるよう、量と種類を少しずつ元に戻していきましょう。

猫に必要な栄養素

こちらにもあるように、肉食動物の猫が必要とする栄養素はたんぱく質、炭水化物、脂肪、ミネラル、ビタミンなどです。
猫に必要な栄養分のバランスが取れた「総合栄養食」というキャットフードを与えるのが一番安全です。
ドライフードはすべて総合栄養食だからです。

猫はにおいでおいしいか、そうでないかを判断します。
ドライフードの匂いは開封して2週間くらいで消えてしまいます。
開封したら密閉容器に保存し、1ヶ月以内で食べきるようにしましょう。
1種類のフードだと、飽きて食べなくなる場合は違う種類に代えるのも1つの方法ですが、あまりに代えるともっとおいしいものが出てくるのではないかとわがまま猫になる可能性があるので、猫の体調を見て代えてみてください。

いろいろな種類のドライフードが購入できます。
猫のライフステージに合った好みのフードをさがして与えてください。
ドライフードの保存方法はこちらを参考にしてみてください。