ドライフードのメリット・デメリット

ドライフードのメリット

キャットフードというとドライフードを思い浮かべる人が多いでしょう。
それだけ、世の中に浸透しているキャットフードだといえます。

  1. ドライフードの最大の特徴は、乾燥している事です。
    ですから水分量が少ない分、長期保存が可能になっています。(未開封で1年~1年半)
    開封後も水分(湿気)に気を付けて冷暗所に密閉容器に入れて保存をすれば、1ヶ月保存できます。

  2. 大量生産が出来るので、コストパフォーマンスが良いです。
    ただし大袋タイプや業務用のフードは質が低い場合があるので注意してください。

  3. 硬いため顎を鍛える効果があります。
    ドライフードを食べる時には、犬は顎の筋肉を使うことになります。
    顎の筋肉が鍛えられ、歯石除去にも大変効果的です。

  4. 栄養バランスが良く、少量でもカロリーが得られるので、総合栄養食として主食にできます。
    猫が気に入れば、ドライフードと新鮮な水を忘れなければ、元気で、快適な毎日の生活を送れます。

ドライフードのデメリット

  1. 水分がほとんど含まれていないことです。
    水分の含有量が10%以下であるということは、保存するにあたって大きなメリットですが、ドライフードをあげるときは、必ず新鮮なお水を飲めるようにしてあげなければなりません。

  2. ドライフードは硬いので、顎を鍛えるのにとても良いメリットになりますが、この特徴はデメリットにもなります。
    まだ顎が発達していない幼猫は食べられません。
    水分を足してふやかして、あげなければいけません。
    歳をとった猫も顎の力が低下してしまうので、ドライフードは歳をとった猫には向きません。

  3. カロリーが高いので、あげすぎると肥満の原因になります。
    1日の必要カロリーを計算して、きちんと計量カップで計ってあげましょう。
    定期的に体重チェックも必要です。

  4. 保存方法を間違えると酸化します。
    水分の多いところや、直射日光のあたるところに長期間保存すると、未開封でもカビが生えたり酸化したりします。

  5. 激安フードは安全面に疑問がある場合があります。
    期限切れ間近のフードが安くなっているとつい買いたくなりますが、猫が食べきれる量を考えて、購入しましょう。