ウェットフードのメリット・デメリット

ウェットフードのメリット
肉食動物である猫本来の自然な食事により近い栄養バランスを保っているものが多いです。いわゆる、猫缶といわれるものが多いですが、最近はレトルトパックやアルミトレイに詰めてある物も販売されるようになっています。
- ウェットフードは65%以上と水分が多いため、食事で水分が補給でき、消化にも良いです。
- 高タンパク 高カロリー 低炭水化物で、猫本来の嗜好性にあっています。
- 肉や魚が そのままに近い形で、入っているものが多く、香りが強いので猫の食いつきが良いのが特徴です。
- 柔らかいので、ドライフードに混ぜてあまりドライフードを食べない猫にあげることができます。
お湯に溶かして離乳食や、高齢猫の栄養補給にもなります。
錠剤を呑むのが苦手な猫には、中に入れて、食べさせることもできます。 - 「フレークタイプ」「パテタイプ」「スープタイプ」などのいろいろな形状の種類が
あります。
味のバラエティも豊富なので、猫の好みに合ったフードを探すことができます。 - 総合栄養食だけではなく、病気や症状に特化したフードがあり、補助食としてあげられます。
ウェットフードのデメリット
- 開封後はいたみやすく長持ちしません。
基本的にウェットフードには保存料が添加されていないので、1回か1日で食べ切るようにしましょう。
食べきれなかった時は、密閉できる缶詰用のフタが売っているので、使ってみると良いかもしれません。 - 価格が高いです。
総合食をすべてウェットフードであげると、ドライフードの2倍以上かかります。
ドライフードの上に、ウェットフードをトッピングしたり、混ぜ合わせてあげたりするのが、良いでしょう。 - 柔らかいウェットフードばかり若い猫の時からあげていると健全な歯と顎の力の育成に支障をきたす可能性があます。
それに、柔らかいので口の中にかすが残りやすく、それが歯石の原因となり、口臭が強くなります。 - 高タンパク高脂肪なので食べさせ過ぎはすぐに肥満へとつながります。
水分が多いため、食べた後はお腹が膨れますが、すぐにお腹が空いてしまいます。
ほしがるだけあげずに、年齢や症状にあった量を計ってあげましょう。
少食な猫やトッピングとして与える場合は、なるべく内容量の少ない商品を購入しましょう。
一度開けると鮮度が落ちてしまいます。
たくさんは食べない猫もいるので、1回もしくは1日で食べきる容量が理想的です。