フレークタイプキャットフード

フレークタイプの特徴
フレークタイプのイメージは わかりやすくいうと「ツナ缶」のようなもので、お魚系の原材料に多いです。パッケージは、缶容器タイプがほとんどです。
素材そのままに似た食感があるので、食べごたえがあり、満足感があります。
素材そのままの香り、味わいが残っているのが多いので、猫の食いつきがとても良いです。
しかし、ドライフードに比べると総合栄養食のものが少ないのでバランスがよくありません。
またカロリーが少ない上に、消化がよく腹持ちが悪いので運動量の活発な成長期の猫などには、エネルギー不足になることもあります。
また、食事中や後に、歯石の原因になる食べ物の残りかすがつきやすくなります。
歯石がたたまると、口臭や虫歯の原因にもなってしまいます。
嗜好性が高いので、他のフードでは物足りなくなり、ウェットフードしか食べなくなる心配もあります。
そうなると、固いものを食べなくなるので、猫の顎の発達が心配になります。
解決策として、総合栄養食のドライフードと一緒に与えている場合が多いようです。
しかし、固形物がそのまま残っているのでドライフードと混ぜにくいので、トッピングがおすすめです。
トッピングすることでタンパク質や、水分の補給ができます。
ドライフードを食べたがらない猫に最適です。
おやつにも適しています。
また、ウェットフードとしては、割と安価な物もあり、種類が豊富なのも魅力的です。
内容量が少なく、1回で、食べきれる量の物が多いので、いろいろな種類を試すことができ、猫の毎日の食生活が豊かになります。
ただし一般的な安めの猫缶に含まれる塩分は高めのものがあります。
塩分の過剰摂取は病気の原因になりますので、質の悪いウェットフードには気を付けましょう。
キャットフード缶詰の作り方
こちらは人間が食べているものとほとんど同じ要領で作られます。魚を蒸す⇒皮、血合肉、白身、骨等を分離⇒身を細かくフレーク状にする⇒缶にパッケージする⇒高圧蒸気にて滅菌する⇒一定期間保存され、不備がないか確認
全て工場内で、オートメーション化されて衛生的に作られています。
多くの工場は、人間用の工場の横のラインにあり、人間用のツナ缶を作った時に残る血合い肉で作られる場合が多いです。